ユノの耳はロバの耳

東の神に起こされてしまったので、萌えたぎる妄想を書き連ねます。
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IEMOTO!(三代目、りちゃあど)

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野田秀樹さんが脚本を書いた「三代目、りちゃあど」を見ました。
12月4日昼公演@池袋芸術劇場

演出はシンガポールのオン・ケンセンさん。
愛之助さんの歌舞伎で見た壱太郎さんが主演で、
日本、シンガポール、インドネシアの人が出演して、
日本語、英語、インドネシア語が飛び交う、
面白い試みでした。
(もちろん、英語とインドネシアの台詞には字幕がつきます)

下敷きはシェイクスピアのリチャード三世ですが、
なんかよくわからないうちに華道の家元になっていて、
英語で「IEMOTO!」って叫ばれると、
すごいシュールだなって思いました。

内容は極悪非道でせむし男だったリチャード3世は、
本当に極悪非道だったのか、本当にせむし男だったのか……。
シェイクスピアの家族に対する私怨が混じってはいなかったか……?
というのは内容。
ベニスの商人の中に出てくる登場人物も出てきます。
シャイロック(肉を1ポンド切りたい人)を演じたジャニス・コーさんが
すてきでした。

江本純子さん目当てでチケットをとったのですが、
お客さんは玄人多めだなと思いました。
演劇業界の人っぽいひとがちらほら。

歌舞伎の女形に、宝塚出身の女優さん、
江本さんも女性同士の恋愛の作品があったりして、
言語も性別もいろんなものが自由な作品でした。
バリ島の影絵もふんだんに使われたていたし。

ジャニスさんの英語は聞きやすくて
(シングリッシュは日本語英語に近いと思います)
あと白を基調にした衣装がすごくすごく似合っていて、
母国ではどういう位置の女優さんかは存じあげないし、
たぶんこういう企画がなければ、知らなかっただろうという人なので、
縁だなあと思いました。

この演目は最初に静岡かどっかで上演して、
その後日本国内とアジアでも上演されていて、
最初は固かった雰囲気がだんだんこなれてきた感じになってきた、
と出演者の方も話していました。
台詞の言語の違いはあまり、気にならなくて、
それって結構すごいことだよな……と思ったのでした。

演出:オン・ケンセン
出演:
中村壱太郎:リチャード三世/りちゃあど
茂山童司:シェイクスピア/ジョージ
ジャニス・コー:マーチャン/シャイロク
ヤヤン・C・ヌール:ハハバイ(シェイクスピアの母)/家元夫人
イ・カデック・ブディ・スティアワン:チャボーズ/影絵人形遣い
江本純子:カイロプラクティック/シンリー 
たきいみき:ワルカツマー(シェイクスピアの妻)/アン
久世星佳:裁判長/チチデヨカ(シェイクスピアの父)/家元/ワスレガタミ

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